あかでやみぬる月の光を

本との出会いを徒然なるままに綴る。

Category [小説・歴史 ] 記事一覧

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島津奔る(上巻)

島 津 奔 る 上巻著者:池宮彰一郎 すでに朔風が吹きはじめていた。 慶長三年(1598年)9月初旬(現在の10月初旬)大陸の東端、朝鮮半島に荒々しい冬の気配が迫っていた。 飄々と木枯しが枯れ草を鳴らす丘に島津義弘は城砦を背に暮れなずむ北の空を眺めて一人立ち尽くしていた。 その丘は朝鮮半島の南海岸、多島海が陸地に深く入り組んだ峡湾の中ほどに突き出した小半島を形成しその突端に丘陵の地形をたくみに取り入れた新...

高杉晋作 わが風雲の詩

高杉晋作 わが風雲の詩著者:古川薫 長門国萩城下菊屋横丁。高杉小忠太・みちの長男として生まれる。藩校の明倫館に入学し剣術などを学ぶうちに、吉田松陰が主宰する松下村塾に入門。塾内で双璧といわれた久坂玄瑞などと親交を結ぶうちに安政五年には江戸に遊学する。 安政の大獄(1859年)で松蔭が捕まった折には獄を見舞いに面会するが、後に松蔭は処刑され晋作も遊学から呼び戻される。 帰郷して間も無く藩内一の美人と...

天辺の椅子 日露戦争と児玉源太郎

天辺の椅子 日露戦争と児玉源太郎著者:古川薫 児玉源太郎は吉田松陰を輩出し幕末維新回天の雄である、長州藩の支藩「徳山藩」の下級武士の家に生まれる。 源太郎が誕生したのはペリー率いる黒船が来航する一年前。幕藩体制を揺るがす事態に騒然とした世間の空気も手伝ってか、父半九郎は狷介な性格から讒言に合い座敷牢にて憤死。源太郎が幼少のために中継ぎ養子が認められて姉婿の彦次郎も藩の急進派と保守派の争いに巻き込ま...

保科肥後守お袖帖

保科肥後守お袖帖著者:中村彰彦「浄光院さま逸事」 寛永十二年(一六三五)五月二五日。江戸城本丸の白書院では徳川家光に保科正之が帰国の挨拶にまかり越していた。保科正之 二五歳。信州高遠三万石の小藩ではあったが、家光の異母弟にあたる徳川家御家門の青年大名であった。参勤の日月を残してまで帰国の願い出たのは正光の実母。浄光院(じょうこういん)の病状が思わしくなく、起き上がる力も無く伏していたからであった。...

名君の碑―保科正之の生涯

名君の碑 ― 保科正之の生涯 ―著者:中村彰彦 物語は関が原の戦乱の余燼が冷めやらぬ頃。保科正之の母である北条氏に連なる旧臣・神尾栄嘉(かんお さかよし)の娘・お静(お志津)が秀忠の乳母で当時は秀忠から「大姥さま」と呼ばれていた。後の五万二千石を有する老中・井上主頭正就(いのうえかずえのかみまさなり)のご母堂に奉公に出たところから始まる。 徳川家康(権現さま)は大御所となって駿河城へ移り、江戸は二代将...

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緋色悠依

Author:緋色悠依
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三宅 純 Jun Miyake ブログパーツ

[Jun Miyake Music Player]

最新オリジナルアルバム[Stolen from strangers](2007)、[The Miraculous Mandarin](舞台:中国の不思議な役人)(2009)から、デビューアルバム[JUNE NIGHT LOVE](1983)まで、ソロでの作品からサウンドトラック、プロデュース作品、CM音楽として提供したものなど、今までの作品の中から21タイトル(09年10月現在)・各4~6曲ずつ全122曲を試聴できます。既に入手困難なアルバムもラインナップ。各曲フルレングスで聴くことができ、三宅 純の世界をPC上で体感できるパーツです。 TDKカセットテープ ADスプレンダーCM曲。アルバムjune night loveに収録されている「could it be real?」がお勧め。

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