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長門守の陰謀

長門守の陰謀
著者:藤沢周平

「長門守の陰謀」
 庄内藩・酒井忠勝の三弟・長門守忠重は村山郡白岩郷領主に封じられたが、その政は苛烈を極め、高利での貸付、人夫や人銀を挑発し領民の女房を召し上げ、領民は破れはしたものの幕府に直訴を敢行する。直訴した三十八人と加担したとされた百三十人が死罪にされ。嘘偽りのない苛斂誅求を科す暴君であることは間違いなかった。
 自領のことにとどまらず、本藩の政にも口を挟む様になった長門守忠重を苦々しく思っていた重臣たちだが、世子を廃嫡し長門守忠重の実子・忠広を次の藩主とする内意を受けたととあっては、藩を二分する争いを避けるためにも藩主の弟といえども排斥するより道はなかった。
 しかし、長門守忠重は座して待つような男ではなく、反対派の粛清にかかり領内を追われるものが続出するが、藩主忠勝の死と藩を混乱に陥らせたことに対する確かな見識を持っていた長戸守の息子忠広の切腹による自害によって、あと一歩のところで長門守の思惑は崩れ去ってしまう。

 時は過ぎて寛文6年、隠居生活に等しい長門守忠重は……。


短編5編収録。「夢ぞ見し」「春の雪」「夕べの光」「遠い少女」「長門守の陰謀」
 表題作品「長門守の陰謀」は、水戸黄門の悪代官もどうかというほどの人物。これが実在したのだから領民にとっては迷惑な話である。

小説・歴史・時代・武士・市井・ドラマ・短編
長門守の陰謀 (文春文庫 (192‐5))長門守の陰謀 (文春文庫 (192‐5))
(1983/01)
藤沢 周平

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最新オリジナルアルバム[Stolen from strangers](2007)、[The Miraculous Mandarin](舞台:中国の不思議な役人)(2009)から、デビューアルバム[JUNE NIGHT LOVE](1983)まで、ソロでの作品からサウンドトラック、プロデュース作品、CM音楽として提供したものなど、今までの作品の中から21タイトル(09年10月現在)・各4~6曲ずつ全122曲を試聴できます。既に入手困難なアルバムもラインナップ。各曲フルレングスで聴くことができ、三宅 純の世界をPC上で体感できるパーツです。 TDKカセットテープ ADスプレンダーCM曲。アルバムjune night loveに収録されている「could it be real?」がお勧め。

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