あかでやみぬる月の光を

本との出会いを徒然なるままに綴る。

Archive [2008年11月 ] 記事一覧

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夏への扉

夏への扉著者:ロバート・A・ハインライン 1970年のロスアンゼルス。第三次大戦で核の灰の恐怖が冷めた頃、主人公ダンことダニエル・ブーン・デイビスは家事用のロボットを発明して友人マイルズ(マイルズ・ジェントリイ)と会社を興し業績も順調。新しく雇い入れた美人の事務員ベル(ベリンダ・シュルツ・ダーキン)とも婚約し仕事もプライベートも幸福の絶頂にあった。 しかし、マイルズと経営方針を巡って対立しベルの共...

阿片王

阿片王-満州の夜と霧著者:佐野眞一 前大戦の闇の部分を丁寧な取材で浮き彫りにする著者入魂の力作。 満州を舞台に関東軍からの依頼を受けてアヘン密売の利権を一手に差配し、関東軍から中国国民党の信頼を受けた稀代の傑物・里見甫。阿片王の名を冠された人物の実像とは、時代の生み出した怪物なのか?!闇に蠢く人物たち、欲望をむき出しに集まる紳士たちの満州を舞台に踊った宴の全貌を描く。 満州とは一体なんだったのか?...

時雨みち

時雨みち著者:藤沢周平「時雨みち」 新右衛門は太物卸の機屋といえば芝神明のあたりでは知らないものはいないほどの大店の主人であった。2年ほど前からその新右衛門の若いころ奉公先で一緒だった市助が顔を見せるようになっていた。いまだに行商で細々と喰っている市助の境遇を新右衛門は多少の哀れみも混じって、儲け無しで品物を都合し茶の間で茶を喫したり小料理屋で酒を飲みながら昔話に花を咲かせたりしていた。しかし、昔...

神隠し

神隠し著者:藤沢周平「神隠し」 伊沢屋のおかみ、お品がふっと家を出たきりでもう二日も帰ってこない状態だった。伊沢屋は小間物屋で繁盛しており一九になる倅は知り合いの問屋に奉公に出て、娘は昨年嫁に行ったばかり。五年前に亡くなった後添いにとお品が嫁いできたわけだが、店の金を持ち出した風でもなく調べに当たった岡引の巳之助も小首をかしげるような件だった。しかし、三日目にひょこり何事もなかったようにお品が帰っ...

驟り雨

驟り雨著者:藤沢周平「驟り雨」 今夜、古手問屋の大津屋に忍びこみ盗みを働こうと八幡様の軒下に潜んでいる男の姿があった。嘉吉は昼は磨ぎ屋として江戸の町々をハサミや包丁を磨いで回る商いを行っていた。そして、時々悪い血が騒ぐように盗みを働くようになって数年。まだ誰にも気づかれかれてはいなかった。 嘉吉は軒下に潜みながら突然降り出した雨をやり過ごし、番頭が商いの金を蔵にしまいこむ頃合を計っているところだっ...

暁のひかり

暁のひかり著者:藤沢周平「暁のひかり」 賭場の壺振り師の市蔵は、ある朝の日に竹の棒を懸命にツキながら歩く一人の少女とすれ違う。おぼつかない足取りで歩く少女は体の具合が思わしくなく近頃ようやく歩けるまでに回復しその練習をしているのだった。市蔵はその少女と一言二言話をし、おことと言う名前のその少女と遭うのが楽しみになっていた。 そして、その少女に鏡を贈りたいと思った市蔵は……。短編6作品収録。「暁のひか...

闇の穴

闇の穴著者:藤沢周平「闇の穴」 裏長屋に住むおなみは、雇われの身だが鑑札も持っている腕の確かな大工の喜七と三歳になる娘のちえの三人暮らし、いづれは夫が棟梁の株を買って独立するべく細々とお金をためるつつましく暮らしをしていた。 そんなある日一人の男が玄関先に現れるとおなみの表情は一瞬にして強張った。別れた元の亭主峰吉が薄ら笑いを浮かべてたっていたのだった。最初はおなみも峰吉は仕事熱心な行商だと思い一...

本所しぐれ町物語

本所しぐれ町物語著者:藤沢周平 本所二丁目界隈、大家の清兵衛と書役の万平が”しぐれ町”の町役を務める。役目の仕事の折々に住人たちの様々な噂話が耳に入るがそれは悲喜こもごもの住人の姿を彩り映し出していた。「鼬の道」呉服商いを細々と商ってきた菊田屋の新臓のもとに放蕩者の弟の半次が上方から戻ってきて家に居座る。半次は悪い仲間との悶着を起こした後再び上方に戻っていくが、新蔵は兄として弟を心配する反面ほっと胸...

密謀(下)

密謀 (下)著者:藤沢周平 秀吉の朝鮮出兵が全国の大名たちに不和をもたらしていた丁度そのとき秀吉が死亡。扇を留めていた要がなくなるように全国大名諸侯の不満が一気に噴出しつつあった。その不満が石田光成に集まる中、直江兼続は石田光成との密約を交わしつつも徳川家康にも組せず独自路線を貫く政策を薦める。 そして、運命の関が原合戦の日が……。 上杉景勝の独立不羈の志が上杉家のその後を運命付けたのでしょう。小説...

密謀(上)

密謀 (上)著者:藤沢周平  豊臣秀吉による全国統一がおぼろげながら顕になった戦国時代末期。上杉謙信亡き後を継いだ上杉景勝の側近くに使え樋口与六と名乗っていたころから英明の質を噂された直江兼続を中心に。景勝が豊臣政権に組み込まれてつつも大老として存在感を発揮し徳川家康と関が原の合戦にいたる過程をつぶさに描く。 武芸者となって全国を回り剣の修行に励む静四郎と、忍びの草として生計を立てる村人たちを生き...

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緋色悠依

Author:緋色悠依
あかでやみぬる月の光を

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三宅 純 Jun Miyake ブログパーツ

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最新オリジナルアルバム[Stolen from strangers](2007)、[The Miraculous Mandarin](舞台:中国の不思議な役人)(2009)から、デビューアルバム[JUNE NIGHT LOVE](1983)まで、ソロでの作品からサウンドトラック、プロデュース作品、CM音楽として提供したものなど、今までの作品の中から21タイトル(09年10月現在)・各4~6曲ずつ全122曲を試聴できます。既に入手困難なアルバムもラインナップ。各曲フルレングスで聴くことができ、三宅 純の世界をPC上で体感できるパーツです。 TDKカセットテープ ADスプレンダーCM曲。アルバムjune night loveに収録されている「could it be real?」がお勧め。

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