あかでやみぬる月の光を

本との出会いを徒然なるままに綴る。

Category [小説・時代 ] 記事一覧

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明治無頼伝

明治無頼伝著者:中村彰彦 名城鶴ケ城の会津藩若松城下の大町札の辻から、西に越後に通じる本街道を越後街道という。 この越後街道から三里十八町行くと塔寺。その先の峠の坂を下り、只見川対岸に沿って歩くと、束松街道に達する。 このあたりに自生する赤松の中に、幹のある部分から沢山の太い枝を分立させて、箒のような樹木を形作るために「束松」と呼ばれているのが、この地名の由来となっており束松峠から諸山が沃野に連な...

二つの山河

二つの山河著者:中村彰彦 大正3年(1914)8月23日、日本は同盟国のイギリスの要請により、ヴィルヘルムⅢ世治下のドイツ帝国に宣戦を布告。ミクロネシアのドイツ領南洋諸島の占領を急ぐ一方で、中国山東省・膠州湾に面したドイツの租借地・青島(チンタオ)の攻略を目指した。 「東洋の真珠」 と、その栄華を謳われた青島のドイツ守備軍は、司令官アルフレッド・フォン・メイヤー・ワルデック総督以下の5千足らず。 ソレ...

たそがれ清兵衛

たそがれ清兵衛著者:藤沢周平「たそがれ清兵衛」 時刻は四ツ半(午後十一時)を過ぎたころ、城の北の堀端にある小梅町の杉山家の家老屋敷の奥では灯火がともり、藩の重役たちが寄り集まって密某に及んでいた。 藩では根の深い厄介ごとを抱えていた。豪商と結託した筆頭家老の堀将監の専横に、藩が疲弊するところまで追い詰められていたのだった。 七年前に藩は未曾有の大凶作に見舞われた。春先の日照りと雨不足が一転し夏には...

橋ものがたり

橋ものがたり著者:藤沢周平「約束」 飾り師の「卯市」の店で修行していた”幸助”は昨日に年期奉公が明けて実家に帰っていた。お礼の奉公が一年残っているが、これからは実家から通える自由を味わっていた。 幸助は外に出た。五年前に小名木川の万年橋の上で合う約束をした、幼馴染の十六歳の幸助と十三歳のお蝶。――お蝶は変っただろうか。 幸助がしっかりとした若者になったように、三歳年下のお蝶は十八歳。浅草で知っている十...

堪忍箱

堪忍箱著者:宮部みゆき「堪忍箱」 本所回向院脇の寺裏の通りにある菓子問屋近江屋が、師走の北風が吹きすさぶある夜に、人が寝静まった火の気が耐えたはずの台所から出荷した火に包まれた。 近江屋の主人・清兵衛の孫娘、十四歳になる”お駒”は出火もとの台所からは程遠い南の離れで母親の”おつた”と枕を並べてやすんでいた。 金気のものが打ち鳴らされる音で目を醒ましたおつたは、冷え切った夜の空気のなかに尋常ならざる事態...

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緋色悠依

Author:緋色悠依
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三宅 純 Jun Miyake ブログパーツ

[Jun Miyake Music Player]

最新オリジナルアルバム[Stolen from strangers](2007)、[The Miraculous Mandarin](舞台:中国の不思議な役人)(2009)から、デビューアルバム[JUNE NIGHT LOVE](1983)まで、ソロでの作品からサウンドトラック、プロデュース作品、CM音楽として提供したものなど、今までの作品の中から21タイトル(09年10月現在)・各4~6曲ずつ全122曲を試聴できます。既に入手困難なアルバムもラインナップ。各曲フルレングスで聴くことができ、三宅 純の世界をPC上で体感できるパーツです。 TDKカセットテープ ADスプレンダーCM曲。アルバムjune night loveに収録されている「could it be real?」がお勧め。

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